アイルランドから帰ってきた
3/2 - 8/26 までアイルランドで生活していました。
長かったようであっという間に過ぎていって本当に幸せな日々でした。人生の中で一番良かったんじゃないかな。。。
アイルランド
イギリスの左にある島で北部がイギリス領です。
首都はタックスヘイブンで有名なダブリンで多くの有名なIT企業がこの都市に集まっています。
日本から直接アイルランドに行くことは出来ず、一度乗り継ぎが必要となります。
時差
タイムゾーンはGMT+0でイギリスと同じとなりますが、サマータイムにより現在はGMT+1となります。
サマータイムは、3月の最終日曜日から10月の最終日曜日の期間となります。
つまり、日本との時差が8, 9時間なので日本で一番活発な時間帯がアイルランドの深夜となります。
気候
天気が不安定なのは有名な話で突然雨が降ったり突然晴れたりします。
しかしながら、夏は最高20度ぐらいで、クーラーはお店にしか存在しないらしく(実際見たことない気がする)、冬は5 - 7度ぐらいで雪はほぼ降りません。
実際、メキシコ暖流の影響により1年を通して温暖ですが、樺太と同じ緯度にあるため、日本より少し涼しい感じとなります。
なので実際には日本と比較しても大変過ごしやすい環境となります。
治安
治安はヨーロッパの中ではかなり安全です。
しかしながら自転車の盗難とティーンエージャーには注意する必要があります。
アイルランドは、奇数地区が危険と言われています。(もちろん安全なところはありますが)
アイルランドは中央の川で別れており、上が奇数で下が偶数のアドレスとなります。
偶数は安全だと呼ばれており、その代わり地価が高いイメージがあります。
ref: https://www.enginnier.com/ireland-district/
食
ご飯は、イギリス同様に芋と肉が中心となります。
自分は日本料理が本当に食べたかったのと同時に日本料理って手が込んでるなって本当に思いました。
アイリッシュシチュー食べ納め pic.twitter.com/sDH3HofozO
— hiroppy (@about_hiroppy) August 27, 2019
酒
アイルランドは有名なビールの消費量が多い国です。
ギネスの工場もあり、道を歩けば昼からお酒を飲んでる人は多いです。
ビール美味しすぎるぞ!
交通
バスと路面電車(Luas)がメインになります。
自分は路面電車をよく乗ってましたが、朝は常に満員電車で駅で4本ぐらい待たないと乗れません。
また、日本と違いホームに柵はなくそもそも対面に行くときには線路を歩きます。
ワンマン電車で、改札はありませんが抜き打ちでチケットの検査があるので必ずチケットを購入するべきです。
バスにはwifiが備わっており、すべて電子的に管理させているのであと何分でバスが来る等がリアルタイムにわかります。
基本的にダブリンはコンパクトな街なので、多くの人は歩いたり自転車を使うことも多いです。
また、歩行者信号は自動で変わらずに稼働させても時間がかなり短いためみんな信号無視をします。
車に関しては、日本と同じなので運転しやすいです。
お金
€1 = ¥122で、基本的に物価は高いです。
諸事情により海外転出を出してなかったので(出してない事自体には12月までに帰国しているため問題なし)、日本に税金等を払っていた等もあり月に30万近くの出費がありました。これは、アイルランドの食費や住居も含みます。
半年の変化
- webpackのcommitterに再度なった
- Google Summer of Codeのメンターを努めた
- 彼女と別れた
- 初海外登壇した
- スマホを一台おとして、画面が壊れ使えなくなった
感想
海外で住むのは案外簡単でそこまで英語力は必要ないです。(病院除く)
しかし、これも有名ですがアイルランド人の英語は速く、アイルランド訛りがあります。(イギリス英語 + アクセントが強い + アイルランドでしか使わない言い回しがある)
自分の場合は、イミグレーションの二重支払い対応(3ヶ月の手紙やり取り)や眼鏡の作成及び視力検査等も行ったが特に問題なく行えました。
少なくとも自分は、海外で一度住むことをみんなにオススメしたい。
多様性の許容範囲が広がる点と日本を客観的にみれる様になると思う。
異文化の下で暮らすと、自分が許容できる範囲が本当に広がるなって実感しました。
日本では普通なこと(e.g. 電車の中では電話しないみたいな)が海外では当たり前ではないということが多いです。
また、日本という国や環境、様々なことを一歩下がったところから見て考えれるようになります。
これは転職と同じで他の会社に行くと昔の会社や良いところや悪いところが見えるのと同じ感じです。
自分にとって、他の国に住むことにより比較対象ができ自国を客観的に見れるようになったのはでかい思っています。
また、日本の様々な情勢等の影響で多くのストレスがあり、疲労していたのは事実です。
昼間からテンプルバーで生ライブをみんなで歌うのはよく見ますし、ゆったりした時間ですごせるのは本当にいい環境だなと思っています。
歌ってるときが一番幸せでした。
アイルランドは自分がいつか戻りたいと思うほど好きな国でしたし、いつか戻るでしょう。
スーツケースも受け取ったので、これにて長期の旅終了〜。いつかまたアイルランド戻ります pic.twitter.com/cigbszAfgt
— hiroppy (@about_hiroppy) August 29, 2019
もし、英語に自信がなくて海外に住むのは怖いって考えている人がいたら、その考えはいつになっても上達しないのでさっさと行ったほうがいいと自分は答えます。
自分はこの歌が本当に大好きで、この歌がなければ今までの人生はなかったのでここに貼っておきます。